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面接対策

面接対策の始め方|よく聞かれる質問と回答準備の基本

この記事でわかること

この記事では、就活の面接対策を始めるときに、まず整理しておきたい基本を説明します。

面接対策というと、完璧な回答を暗記するイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、面接では丸暗記した文章を読むよりも、自分の経験や考えを相手に伝わる形で説明できることが大切です。

面接とは

面接は、ESや適性検査だけでは分からない部分を、企業側が対話を通して確認する選考です。

たとえば、次のような点が見られやすいです。

面接では、すばらしいエピソードを持っているかだけでなく、自分の経験や考えを相手に伝わるように整理できているかが大切です。

一次・二次面接と最終面接の違い

面接で見られるポイントは、企業や職種、選考段階によって異なります。

そのため一概には言えませんが、一般的には、一次・二次面接では「基本的な受け答え」や「経験・強みの再現性」、最終面接では「志望度」や「企業との相性」がより見られやすい傾向があります。

選考段階見られやすいポイント
一次面接基本的な受け答え、ES内容の確認、ガクチカや自己PRの深掘り
二次面接経験の再現性、職種理解、志望動機の具体性
最終面接志望度、価値観の一致、入社後のイメージ、企業との相性

ただし、選考段階によって準備する内容を大きく変える必要はありません。

まずは、ガクチカ・自己PR・志望動機・研究や学業について、自分の言葉で説明できる状態を作ることが基本です。

そのうえで、最終面接に近づくほど、「なぜその企業なのか」「入社後にどう貢献したいのか」をより具体的に話せるようにしておくとよいです。

面接対策で最初にやること

面接対策を始めるときは、いきなり想定質問への回答を丸暗記するよりも、まず話す材料を整理するのがおすすめです。

特に、次の4つは早めに整理しておくと使いやすいです。

整理する内容考えること
ガクチカ学生時代に力を入れたことは何か
自己PR自分の強みは何か
志望動機なぜその企業・職種なのか
研究・学業何に取り組み、何を考えたのか

面接では、これらをそのまま聞かれることもあれば、少し形を変えて聞かれることもあります。

そのため、一問一答の暗記ではなく、自分の経験をどの角度から聞かれても説明できる状態を目指すと準備しやすくなります。

よく聞かれる質問

面接では、企業や選考段階によって質問内容は変わります。

ただし、初心者がまず準備しておきたい質問は、ある程度共通しています。

自己紹介

自己紹介では、名前や大学名を伝えるだけでなく、面接で話す内容への入口を作ります。

たとえば、

〇〇大学で〇〇を学んでいます。学生時代は〇〇に力を入れてきました。本日はよろしくお願いいたします。

のように、簡潔にまとめると話しやすくなります。

長く話しすぎるよりも、面接官が次に質問しやすい内容を短く入れることを意識します。

ガクチカ

ガクチカでは、経験の大きさだけでなく、何に課題を感じ、なぜ行動したのかを説明できることが大切です。

話すときは、

結論
↓
背景・課題
↓
行動・工夫
↓
結果・学び

の流れで整理すると伝わりやすくなります。

ESに書いた内容をそのまま暗記するのではなく、面接では少し詳しく説明できるようにしておきましょう。

自己PR

自己PRでは、自分の強みを一言で伝えたうえで、その強みが発揮された経験を説明します。

たとえば、

強み
↓
そう言える理由
↓
強みを発揮した経験
↓
入社後にどう活かせるか

の流れで整理できます。

「責任感があります」「協調性があります」だけで終わると抽象的になりやすいため、具体的な経験とセットで話すことが大切です。

志望動機

志望動機では、「なぜその企業なのか」を説明する必要があります。

単に、

成長できると思ったからです。

だけでは、他の企業にも当てはまりやすくなります。

志望動機を考えるときは、

なぜその業界か
↓
なぜその企業か
↓
なぜその職種か
↓
自分の経験や価値観とどうつながるか

を整理すると、話に一貫性が出やすくなります。

研究・学業

大学生や大学院生の場合、研究や学業について聞かれることもあります。

このとき、専門内容を詳しく説明しすぎると、相手に伝わりにくくなることがあります。

まずは、

を、専門外の人にも伝わる言葉で整理しておくとよいです。

ESと面接をつなげる

面接対策では、ESをもう一度読み返すことが大切です。

なぜなら、面接ではESに書いた内容をもとに深掘りされることが多いからです。

たとえば、ESで「新人スタッフのサポートに取り組んだ」と書いた場合、面接では次のように聞かれるかもしれません。

つまり、ESは提出して終わりではなく、面接で話すための土台になります。

ESを書いた後は、各エピソードに対して「なぜ?」「具体的には?」「そこから何を学んだ?」と自分で深掘りしておくと、面接で話しやすくなります。

回答を作るときの基本

面接の回答は、長く話せばよいわけではありません。

まずは、質問に対する答えを最初に伝え、その後に理由や具体例を話すと分かりやすくなります。

結論
↓
理由
↓
具体例
↓
学び・今後へのつながり

たとえば、

私の強みは、相手が行動しやすいように仕組みを整える力です。

と最初に答えると、面接官はその後の話を理解しやすくなります。

逆に、背景説明から長く話し始めると、結局何を伝えたいのかが分かりにくくなることがあります。

丸暗記よりも「話せる状態」を目指す

面接では、準備した回答をそのまま言えることよりも、質問に合わせて自分の言葉で説明できることが大切です。

丸暗記だけに頼ると、少し質問の角度が変わったときに答えにくくなることがあります。

そのため、回答文を一字一句覚えるよりも、次のように要点を整理しておくと話しやすくなります。

伝えたい結論:〇〇
理由:〇〇
具体例:〇〇
学び:〇〇

このように要点を持っておけば、質問に合わせて話す順番や詳しさを調整しやすくなります。

面接練習でやるとよいこと

面接対策では、実際に声に出して練習することも大切です。

頭の中では整理できていても、声に出すと意外と長くなったり、言葉が詰まったりすることがあります。

まずは、次のような練習から始めると取り組みやすいです。

最初から完璧に話す必要はありません。

自分の話が長すぎないか、結論が伝わるか、聞き手に分かりやすい言葉になっているかを確認することが大切です。

よくある失敗

面接対策でよくある失敗には、次のようなものがあります。

特に注意したいのは、質問に正面から答えないまま話し始めてしまうことです。

面接では、まず聞かれたことに答え、そのうえで理由や具体例を補足することを意識しましょう。

まとめ

面接対策では、完璧な回答を暗記することよりも、自分の経験や考えを整理し、相手に伝わるように話せる状態を作ることが大切です。

まずは、ガクチカ・自己PR・志望動機・研究や学業について、話す材料を整理しましょう。

そのうえで、ESに書いた内容を深掘りし、質問に対して結論から答える練習をすると、面接で話しやすくなります。

面接は、用意した文章を読み上げる場ではなく、自分の経験や考えを対話の中で伝える場です。

最初から完璧を目指すよりも、まずは自分の言葉で説明できる状態を目指してみましょう。

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